ホテルの部屋は噂通り広くて快適そのもの。
家族を部屋に呼んで、プチ打ち上げ。
ドリンクバーにあるビールを根こそぎ空けてしまい、それだけで7千円。
急遽二次会をやると言われたが、なぜか居酒屋。
家族と話していたら、二次会が終わってしまったらしい。
せっかく来てくれた家族を置き去りにもできず、三次会から出席。
そしてまた居酒屋。
ま、いっか。
腹ペコの私はお通しを人の分まで手を出す勢い。
「んめ~」
するとあちらこちらから
「これも」「これも」とお通しばかりが私の目の前に。
飲むように食べる私を見て笑ったわね。
話題は早速結婚式の話へ。
「感動した」「面白かった」「着物が良かった」(着物かよ)「母への手紙からマツケンサンバへの変貌がスゴかった」感想は色々だっけど、全部ひっくるめて「良かった」ということで。
同期でメガネのNくんは、どうも私たちに思い入れがあるらしく
「俺、すっごい感動した。サンキューカード・BGM・ウェルカムボード・振り付け 全てに二人の気持ちがこもってた。色々考えながらやったんだろうなっていうのが伝わってきてジーンとした。5年たってもこんなに新鮮な気持ちになれるって素敵だなって思った」と私を有頂天させる言葉を並べ立てた。
「招待させてください」とお願いしたときも、後日
「俺ずっと気になってたんだ、毎年 結婚式やらないのかなって。呼び出されて招待してくれるって聞いたとき、本当に嬉しかったんだ」と言ってくれた。
こんなに気にしてくれる人がいるだろうか?こっちが感動するわっ!!
翌日仕事の皆を駅まで見送り、お腹が満たされない私たちは再び居酒屋へ。
また居酒屋!!
花をつけたままのヘアスタイル、居酒屋では完全に浮いてるが今夜は気にしない。
お疲れ様の握手をしてカンパーイ。
ホテルに戻るまでにダンナは
「あんなに拒んでごめんよ~。お前に嫌な思いさせたよな~。なんでかな~。ごめんよ~」
と何度も繰り返していた。
素直でかわいい人だ。改めて思ったね。
約半年で色々あったけど、やっぱり結婚式っていいもんだ。
こんな幸せな気持ち、世界中で皆が感じているのなら、なんていいイベントなんだろう。